A.K. TECHNO CO.,LTD.

ビタリ製ＭＣチェーン曲げ機シリーズは合金製のグレード８０～１００およびステンレス鋼の製品用に開発された機械です。本機は完全なチェーンリンクに成形するために、カムシャフトによりそれぞれ異なった３工程の曲げを行い、別々の力で入念に成形することによりチェーンを完成させます。繊細な曲げ加工を行うための冶具は、多辺形のローラーで行うため、リンク表面に曲げマークはつきません。すべての機種に装備されているリンクの長さ精度を保証するためのワイヤー長さ制御システムは、非常に重要な装置であり、これによりリンク端末にノッチングを入れ連結することで、チェーンの吊上げ基準として要求される溶接品質レベルを確保することができ、さらに高強度合金鋼やステンレス鋼製のチェーン用としても対応できます。ＭＣベンディングマシンにはすべての機種に工具保護センサーが設置され、オペレーターが誤った操作をした場合でも、工具の損傷や破損を避けることができます。ＭＣベンディングマシンすべての機種には、タッチパネル操作によるチェーン曲げ加工に関するすべての設定、および重要な製造データを保管し、USBによるダウンロードも可能で、データによる連続運転が可能です。

第2～第3 曲げ工程
ノッチング
リンククランプ装置
一体型スタンプ装置４ヶ所スタンプ

SHシリーズのチェーン溶接機は、連続モードでインデックスシステムにより各リンクを正確に溶接ヘッドの下に置いて真っすぐ立てた状態で溶接します。SHシリーズのチェーン溶接機は、中周波抵抗溶接（DC1000Hz）によるグレード８０～１００用の高強度合金鋼およびステンレス鋼を加工するために開発されました。従来の電流が入れ代わる溶接方式（AC 50Hz）と異なり、常に安定した周波数で溶接するため非常に優れた溶接が可能です。
溶接ヘッドが傾斜式になっているため、部品の調整や交換の際に容易に作業することができます。溶接バリ取りはリンクに沿わせて断続的にバリ除去ユニットを作動させることで継続的に行い、確実に余分なスパッタを取り除きます。 機械には工具や他の重要な機械部品へのダメージを防ぐために、セキュリティーセンサーが全機種に設置されていて、SH溶接機には、タッチパネル操作により、溶接条件設定および重要な製造データを保管し、USBでダウンロードすることもでき、データにより連続運転が可能です。SHシリーズの主な特長として、ツールの取付や通常の機械保守を行う場合、主要な箇所へ容易に近づくことができるように設計されている点です。

たての状態でインデック加工
たての状態で溶接
タッチ式操作パネル

CT検査機は一連のチェーン・リンク間における接続面にけん引力を発生させチェーンの強度をテストする装置です。機械には２つの強固で大型のジョーがあり、そのうち１つは固定式でもう１つはリンクに取付け、けん引するためにセットされます。ジョーはエアーにより作動し、機械のけん引力がレバーおよびにリンクにかかる負荷および伸び率をすばやく計測し記録するロードセルにより正しく制御されています。けん引力テストに合格した後、リンクにエンボス加工するユニットが機械に設置されています。リンクが破損した場合には機械は自動的に停止します。機械には、タッチパネルにより各種のチェーンサイズに対応し、すべてのけん引条件をオペレーターが操作することが可能です。記録されたチェーンにかかる負荷および伸び率の数値はすべてUSBによるダウンロードが可能で、データによる連続運転が可能です。

けん引中
エアー式ジョー
ロードセル

ＭＣベンディングマシン

ＳＨ溶接機

ＣＴ検査機